
- 体験
- レポート
熱海市の姉妹都市「イタリア」の港町サンレモ市にちなんで名付けられた「サンレモ号」。親水公園第三桟橋から約30分、「東洋のナポリ」と称される熱海の街並みをはじめ、伊豆大島・初島など360°美しい景観を海上から楽しめる遊覧船です。
海水浴は大好きだけど、遊覧船には初乗船!カナコとユカが熱海の海上から船上レポートします♪
空と海の青が広がる景色の中、緑・白・赤の国旗色映える旗が乗船口の目印です。
景観バッチリのロケーションだから、乗船時間までいろんなところで写真撮影も楽しめちゃいます。
赤と黒に、黄色のロゴがオシャレな船体。
想像していた「遊覧船」よりも大きくて、長くて、初乗船の期待に笑顔が止まりません。
はやる気持ちを抑えながら、さっそく乗船です。
乗船したらまずは船底へGo!
熱海の海中を泳ぐ魚たちを「海中展望室」から窓越しに見ることができるのも、サンレモ号人気ポイントのひとつ。目の前に広がるリアル水族館に感動です。
小さなお魚だけだと思いきや、大きな魚も発見して大興奮!
魚の種類には疎いカナコとユカですが、窓の上に熱海の海に生息している魚が紹介されたパネルを発見。
「あれメバルじゃない?」、「アイゴって、見てみたい!」
写真と照らし合わせながら、はしゃぐ姿は無邪気そのもの。
自分も海の中にいるようなこの光景を楽しめるのは、出港前の限られた時間だけ。
水族館とは全く違った海の中の魚の様子は、必見ですよ♪
海中の様子を堪能し、お次は船外の展望デッキへ。
熱海の街並みを海上からゆっくり見ることなんて、めったにない!
「東洋のナポリ」って称されるワケが分かるよねぇ~ナンテ、新鮮な気分でまったりしていると…。
添乗員さんがエサを手に、空へ投げ上げると、「どこにいたんですか?」と、問いたくなるほどの数のカモメが大集合。
キャッ。楽しいっ、すごい!熱海の海上に二人の笑い声が響き渡ってます。
カモメの迫力に心拍数上がりっぱなしです。
ドキドキがおさまらぬまま、いざ、出港です!
船の進行方向に、流れるように飛んでくるカモメの姿は圧巻です。
カモメの餌付けに楽しさmax!
舞い上がるカモメの姿に、一緒に海上を飛んでいるような感覚になるっ♪
船内で購入できるカモメの餌を手にすると、可愛らしくデッキで休憩していたカモメたちの顔色が一変。バッサバサと羽根の音が響き渡るほど、一斉にみんなが飛び立ってくるんです。
決して、盛ってませんよ。バッサバサ、ぐわぁ~っと、一斉に!
その姿を見上げると、まるで自分も飛んでいるかのような爽快感が身体の中に駆け巡り「あ~、気持ちイイ~。」って、叫びたくなっちゃいます。
解放感を絵にすると、きっとこんな光景なんだろうなっ♪
こんな「奇跡の一枚」も夢じゃないかも♡
カモメの足は意外ともっちり、柔らか。不安定な頭上でうまくバランスをとって休憩中。始めは勢いに圧倒されたカモメたちにも、一緒に遊覧を楽しむうちになんだか愛着が湧いてきちゃいます。
これまで訪れた人達とのふれあいの中で、人間の優しさを知っているから、カモメも人懐っこくて、こんな嬉しい体験もできちゃいます♪
360°海に囲まれた中で見る熱海の街並みや、海上に浮かぶ初島や伊豆大島は、陸地では決して見ることのできない景色。
風を全身に感じながら、カモメと一緒に、こんなダイナミックな景色を見れるなんて、「幸せだね♡」の一言に尽きます。
とにかく楽しくて、笑いっぱなしの30分間。
船を降りると、餌付けを伝授してくれた添乗員さんが、バケツを持って海に何かをまく光景に遭遇。
「海中展望室から、魚をたくさん見てもらうために、こうやって上から餌をまいているんです。」
確かに、覗いてみるとたくさんの魚たちが集まってきていてます。
船底で感じたあの感動は、添乗員さんたちのおもてなしの優しさからうまれるものだったんですね。
海水浴も楽しいけど、遊覧船は日常では味わうことのできないドキドキが盛りだくさん♪
海の新しい楽しみ方を知れて、嬉しい体験でした。
「また会いに来るね。」
カモメたちとの再会も約束してきました♪
あなたの興味でもっと絞ろう!