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三島市の中心位置する三嶋大社は、地名である三島の由来にもなっている神社です。長い歴史を持ち、奈良・平安時代に書かれた書物の中にも記録が残っています。源頼朝をはじめとする武将から東海道を行き来する旅人まで、たくさんの人々に信仰されてきました。境内の景色も美しく、キンモクセイは国の天然記念物に指定されています。
源頼朝と北条政子が結ばれた場所であることから、縁結びの神社としても有名です。
江戸時代には伊豆大権現と呼ばれ、徳川家康も参拝に訪れた歴史のある神社です。長い石段をのぼり境内へ上がると、熱海市街と海を見下ろすすばらしい眺望を楽しむこともできます。
修禅寺は平安初期、大同二年(807年)、弘法大師が開創したと言われています。
爾来1200年、伊豆国禅院一千束と正史にも記され、山懐に抱かれた、ゆるやかな時の中で北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名刹。伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所でもあります。
1854年、日米和親交渉にあたり日本全権の本陣となり、下田奉行所が置かれた場所。それより以前、滞在中の山内容堂に勝海舟が謁見し、坂本龍馬の脱藩の罪の許しを乞い、許された寺としても知られています。また、坂本龍馬が旅立って行ったお寺でもあります。
当時の職人たちが腕を振るった自慢の建物は、桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに用いた美しい和風建築です。廊下や階段、客間の入り口など、館内随所に職人たちの手工を凝らした建築美がいきています。今や貴重となった伝統的な日本の建築様式を心ゆくまでご覧下さい。
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